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和菓子に見る日本の美しさを学ぼう

wagashi-bt

Wagashi×Beautiful

和菓子の美しさは世界に通じる日本の文化だ。
古来より受け継がれし技法もそうだが、現代において和菓子のビジュアル面でのアップデートは凄まじいものがある。
ただのお菓子ではない、一つの作品と化している。
こうした和菓子を作品として、デザインの観点で見つめてみると新たな発見を得られるだろう。
CANJUSAYでは定期的に美しい和菓子をピックアップして紹介していく。

とらや

皇室御用達、言わずと知れた虎屋の羊羹でおなじみ。
他の和菓子屋ウェブサイトにも言えることだが、とにかくサイトのデザインが秀逸。美しい。
季節の羊羹や生菓子など、ずっと眺めていられる。

季節の羊羹(竹皮包) 照紅葉

https://www.toraya-group.co.jp/toraya/products/seasonal_yokan/terumomiji_large/

羊羹製 林檎形 白餡入

https://www.toraya-group.co.jp/toraya/products/namagashi/ringogata/

wagashi asobi

3人の和菓子職人が東京都大田区上池台のアトリエを拠点にしている和菓子屋。
首都圏を中心に国内だけでなくニューヨークの展覧会参加やパリで茶会を開催している。
和菓子で何をできるのか、しっかりと考え遊びを届けてくれる、そんな和菓子屋だ。

ハーブのらくがん

http://wagashi-asobi.com/item/item_b.html

亀屋良長

京菓子の名門。
創業以来の銘菓「烏羽玉」は200年以上の年月を経て、今なお昔のままの姿を残している。
良質な水にこだわりを持つ老舗だ。

烏羽玉

http://kameya-yoshinaga.com/?pid=87307723

HIGASHIYA

毎日食べられる和菓子、日々の菓子屋で日果子屋がコンセプト。
季節の生菓子を見ていただければわかると思うが、とてもデイリーユースと言えるような和菓子ばかりだ。
従来の型にとらわれずちょうどいい大きさ、現代のサイズ感に落とし込んでいるところが素晴らしい。

焼芋 季節の生菓子(冬)

http://www.higashiya.com/product/namagashi/winter/

UCHU wagashi

デザインから作る世界にひとつだけの木型が印象的の、「今の和菓子」を作ることに目標を置いた全く新しいスタイルの和菓子屋。
ピースを組み合わせて、絵を描くように自分だけのカタチを作ることができる落雁など、食べる人間の創作意欲を湧き上がらせるような商品が並ぶ。

drawing

http://www.uchu-wagashi.jp/products/drawing/index.html

茶菓工房たろう

モダンな和菓子で有名な和菓子屋。
毎月各店のスタッフが考案した新作和菓子を月の始め1週間だけ作って出していたり、店舗では甘味をいただくこともできる。

もりの音

http://www.sakakobo-taro.com/okashi/morino_oto.html

日本古来の美しさと現代的な視点の融合


見て楽しめる、食べて美味しい、四季の変化を愉しむ心の豊かさ。
伝統的美意識は現代版にアップデートされながらも、確実に和菓子に息づいている。
常識にとらわれない価値観と様式を兼ね備えた和菓子の世界を覗いて、よりたくさんの美しさに目を向けて欲しい。
そうすれば日本の四季や移り行く風景を、和菓子を楽しむように、感じることができるだろう。
ぜひ見て、食べて、日本の美意識を再認識していただきたい。

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